当社サービスでは検査制度が高い以下の手法によって分析を行っています。
また、一つのサンプルにつき2度分析を実施し、結果を照合することで検査精度を高めるなど、品質向上に取り組んでいます。
また、臨床分野でも用いられる、精度の高い手法です。
●分析原理
1.分析対象であるSNPの片方の遺伝子型と完全に相補的な配列を持った短いプローブ(合成した短いDNA断片)を作成します。
2.このプローブに、DNAが1本鎖では蛍光を発し、2本鎖では蛍光が減少する標識を付加します。
3.分析対象のDNAとプローブの相補配列の適合度によって2本鎖が1本鎖に解離する温度は異なります
(完全一致の方が相補的な塩基の対が多く結合が強いため、完全一致の方が高温で乖離します)。
4.温度を徐々にあげながら、蛍光標識の発光温度をモニタリングすることでSNPを判定することができます。